コラム 旅行

コラム 旅行 · 2017/11/30
「コンニチワー」。いつからか海外でこの言葉を言われることが嫌になった。...
コラム 旅行 · 2017/11/25
 小学生の頃、2年ほど中国に住んでいたことがある。中国と日本のハーフということもあり中国文化には慣れていたのだが、幼い頃の私が大嫌いであった催しが中国には存在する。...

コラム 旅行 · 2017/11/16
今日も学校をサボってしまった。そんな日は決まって大宮に行く。最寄りの駅から学校とは反対方面に向かう電車に乗り、10分足らずで到着する。東口から10分も歩けば行きつけの古着屋に着く。...
コラム 旅行 · 2017/11/03
 旅はいつも楽しい。目的地を決めて、荷物をつめて、さあ向かおう。ただし、ガイドブックは必要ない。リュックの中に入っているのは酸素ボンベ、替えの下着、ヘッドライト...それが登山という旅である。私が中学1年生の頃の両親のやりとりが発端であった。「死ぬまでに富士山は登りたいよな!」「そうだね!」楽観的な考えをすぐに実行してしまう茂圭と恵子の間に生まれた宿命として、私は気づけば富士登山に向かうツアーバスに乗っていた。 まだ13歳であった私も覚悟して挑んだが、富士山頂という目的地までは想像以上に厳しい道のりだった。原因は、高山病である。酸素ボンベを使っても、水分を摂っても、休んでも治らない。吐いても吐いても高山病からは逃れられない。力も出ない状態で、頂上まで歩くか、下山をするか、どちらにしても歩みを止めることはできなかった。その時に初めて旅の安全性について考えた。目的地まで辿り着くこと、無事に家に帰ることを当たり前として今まで旅をしていた自分に気づいた。私は登山という経験であったが、観光業が発達する以前の、いのちをかけて「旅」をしていた人々に似た経験ができていたのかもしれない。旅の始まりはそうであったはずだ。集落や村、町、県を離れること、国境をまたぐこと、移動には必ず危険が伴っていた。 旅は楽しいだけとは限らない。体を酷使し、危険を冒し、つらいものもある。そんな旅体験ができる場所が日本には沢山ある。しかも海外に訪れるより安価で、手軽である。つらく、苦しい上にお土産も買えない旅にでてみるのはどうだろうか。きっと、頂上からお土産では買えない眺めが見渡せるはずだ。

コラム 旅行 · 2017/10/30
 インターネットでオーロラツアーを予約した。飛行機やホテルの手配など全てがパックになっているものだ。かねてより自分の目でオーロラを見てみたいと思っていたため、鑑賞回数が最大限多くなるような旅程を選んだ。そのため、他都市への訪問やオプショナルツアーなどは一切組み込まれていない。...
コラム 旅行 · 2017/10/19
三重県伊勢市へ。前日の夜にふと思いついて、次の日の朝には電車に乗っていた。初めてのひとり旅だった。ひとりで行動できる自由さもある反面、寂しさと不安を感じながら9時間電車に揺られる。車窓からの風景を眺めたり、本を読んだり、考えごとをしたりしているうちに9時間が過ぎた。...

コラム 旅行 · 2017/10/13
 動物写真家・岩合光昭さんによる、岩合光昭の世界ネコ歩き。これは、ネコ目線のカメラで世界中のネコを撮影した、NHKで放送されている番組だ。  この番組に魅了されている理由は、二つある。まずは、登場する数々のネコの表情だ。岩合さんはネコに敬意を払い、ネコたちの気持ちに寄り添って撮影をするため、毎日を暮らす自然なネコたちを見ることができる。...
コラム 旅行 · 2017/10/13
見慣れた空港に降り立つ。そこからタクシーに乗って、人の賑わう通りで降りる。周りには、リゾートファッションと言われるような、 ワンピースを着た女性もいれば、麦わら帽子にアロハシャツを着た男性もいる。そこには「ハワイ」を楽しむ日本人で溢れかえっていた。...

コラム 旅行 · 2017/10/02
慣れたものには鈍感になる。街のにおい、人々の話し声、雑多なビルや田んぼの風景。いつも眺めるものには、またこの景色かよ、と悪態をついてしまう。 私はときめきを求めて、海外旅行をする。目の前に広がる日常にうんざりするからだ。この退屈な日常から抜けるためには、どこか違う土地を見るほかない、そう信じて旅先に向かう。...
コラム 旅行 · 2017/09/19
団体旅行客だ。またちゃんと列に並んでいない。なぜこの人たちは常識を知らないのだ、とイライラが募る。非常識だ。...

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