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Tourism × Media × Sociology = TRANSVIEWS
コラム 遠回り
コラム 遠回り
· 2021/01/22
道を読む(三期・保科南実)
母は小説を読むのが好きだ。実家の本棚には、母のお気に入りの本がたくさん詰まっている。 一方、そんな母の娘である私は、本が苦手な子供だった。活字の世界を前にすると集中力が続かなかった。何百ページもある分厚い本よりも、話のゴールに達するまでが速そうな薄い本や、新聞の隅にある四コマ漫画のような、分かりやすいものを好んでいた。...
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· 2021/01/15
まだここにいて(四期・中村未来)
「あっち!」「?」「したよ!」 3歳の甥との会話は単純なようで難しい。幼子の言葉はいつもストレート。しかし脈絡がないのか、語数が足りないのか意味をとるのには婉曲すぎる。甥の最近のブームは散歩。その日の気分で近道をしたり、いつもより遠回りをしたり。どうやら私とまだ遊びたい時には遠回りを選んでいるらしい。なんともかわいらしい選択だ。...
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· 2021/01/08
道の選び方(5期・深野弥亜子)
「ほら、急がば回れ、だよ。」幼いころ、何度も母に言われた言葉だ。 初めてそう叱られたのはもう15年も前のことだろうか。片手にコップをもったまま空いたほうの手でお茶碗を運ぼうとし、結局どちらもひっくり返してしまった。ご飯を早く食べたい一心でしたことが、むしろ足手まといになってしまった。近道は遠回りだった。...
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· 2020/12/25
あるいて帰る(5期・澁谷美桜)
最寄駅から家までは徒歩40分。あるくと2時間だ。 私は、歩くことが好きではない。疲れるからだ。昔から体を動かすことが大の苦手な私は、高い駐車場代を払っても、移動手段には原付バイクを選ぶ。...
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· 2020/12/18
越える人(四期・向後茉希)
小学生の私が密かにみていた夢は「タイムトラベラー」だった。 学校から家まで歩いて50分もかかるため、一瞬にして未来に移動できればいいのに思っていた。当然、瞬間移動ができるわけもなく、やむなく私と友人は最短ルートを見つけるため、道なき道にも足を踏み入れた。カラスウリが実る曲がりくねった草道や、薄暗く不気味な寺の横道も通った。...
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· 2020/12/11
ゆっくりじっくり(四期・古屋奈緒子)
私は何事も習得するのに時間がかかる。 ダンス部だった中学時代、振り付けを覚えるのが同期の中で1番遅かった。直ぐに動けず足を引っ張り、毎回落ち込んだ。皆と同じスタートラインに立ち、同じ習得というゴールへ向かう。それにも関わらず私のスピードは遅く、皆との差が開いていく。焦るばかりで中々進まない。...
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· 2020/12/04
新しい景色(五期・田代安奈)
また寝過ごしてしまった。 最寄駅の東武宇都宮駅から獨協大学前駅までの道のりは片道約2時間。長旅の様な道中、私はスマホを触ったり、眠ることが日課になっていた。...
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· 2020/11/27
タイランド(五期・小野さくら)
終電を逃した。しかも知らない街で、人生で初めて。...
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· 2020/11/20
アヒルのいきかた(五期・松本風見)
某牧場で、「アヒルのお散歩」が開催されていた。アヒルたちは列を成し、飼育員が持つ餌を目指して、バタバタと必死に走っている。その中に、餌に興味がないのか、列から離れたところを歩いているアヒルがいた。...
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· 2020/11/13
寄り道のゴール (四期・廣木優奈)
10年後、あの場所で働きたい。そう考えて将来設計をした。 私はいつも遠回りをする。ゴールにたどり着くまでに寄り道を重ねることで自信が持てるからだ。そのため10年後の自分を想像し、アルバイトをした。そしてさらに能力を高めるため、空を飛びたいと思った。...
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